あなたの価値をぎゅっとコトバ化
講師のPRサポーター伊勢真紀子です。
会社という看板がないフリーランスは、あなた自身が看板です。
そのあなたの価値や思いをぎゅっと言葉にして伝える自己紹介。
「自己紹介は苦手」という方も多いですが、鉄板のものを一つ作っておけばあとはTPOに合わせて長さや内容を若干変えるだけなのです。
では、そのテッパンの自己紹介は、いったいどれくらいの長さのものを準備しておけばいいのでしょうか?
自己紹介でよく求められるのは1分間
異業種交流会などでよく耳にするのは「では、みなさん1分間の自己紹介をお願いします。」というもの。
ある方から聞いた話では、これを3分間とするととめどなく長く話す人も出てくるんだとか!
確かにいますよね、自己紹介と言われているのにご自分の近況などを延々と話す方。
1分間と言われたら話す方はできるだけ短く話そうと意識しますし、聞く方も集中して聞くことができます。
1分間で話せるのは300字
話すスピードには個人差がありますが、アナウンサーは「1分間300字」のスピードで話すと言われていますので、それを基準に自己紹介文を準備してみましょう。
もちろんきっちり300字である必要はありません。
ただし、300字を意識するのとしないのでは大違い。
実際に300字書いてみると分かることなのですが、300字って意外と短いものです。
400字詰原稿用紙1枚にも満たないくらいですから、言いたいことから端的にまとめる必要があります。
この作業をしないと、聞き手が飽きるくらい長々と話してしまい、結局自分を印象付けることができないまま自己紹介を終えることになります。
例外となる場面は多々ありますが、まずは300字を基準としておきましょう。
テッパンの300字自己紹介文ができたら
まずはその300字を暗唱して、リラックスして自己紹介ができるようにしましょう。
これは練習あるのみです。
一言一句間違えないようにしなくても大丈夫。
言いたいことがきちんと伝われば十分です。
そして、余裕が出て来たら、TPOに応じて長さを変えてみましょう。
まず長さを短くする場合は言いたいことだけをズバッと言います。
「一人一言、自己紹介を」と言われるような場面ですね。
あなたがつくった300字の自己紹介文は言いたいことから言っているはずですから、求められる長さできるだけですね。
長さを長くする場合は、300字には盛り込めなかったことを数センテンス加えましょう。
例えばあなたが講師を務める講座では、受講者さんは300字よりは詳しくあなたのことを知りたいはず。
聞き手にくすりと笑ってもらえるような一言を加えるのもいいですね。
自己紹介初心者が陥る罠
自己紹介というと「何か笑いを取らねば」と思っている方がいらっしゃいます。
間違いではありません。
しかし笑いが取れる自己紹介というのは応用です。
自己紹介に慣れていなかったり、苦手意識があるなら、まずは基本の自己紹介ができるようになりましょう。
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